ボランティア体験記 イチムラカナコ編
語りの会患者塾
2002年7月号
先生
 
歌う様子
 
参加したした皆さん
活動は、名古屋市女性会館にて。
5月は第3日曜日の1:30〜3:00でした。
大学生、塾の先生、色々な地域活動をしている人、
私のような主婦も参加しています。
趣味での出会い、別のボランティアでの出会い、
それぞれの出会いが
今日の活動のきっかけにもなりました。



先生 : ○○さんのめだかはどんなめだか?
生徒 : 水に触ると、ぱっと散ってしまうイメージ。
先生 : 自分のイメージを大切にして歌って。
いいね、息の調節がうまくなってきた。
生徒 : あの、息が足りなくなります。


語りの会患塾について
この難病を持った人、その家族、ボランティアが一緒に活動する団体。疾病の理解を深めてもらおうとイベント活動をしている。



 
ボランティア体験記
カナコ
 
今回のボランティア体験者
 
イチムラカナコ

 
参加動機
 
難病※多発性硬化症などの病気を持った方や
障害をもった方が合唱を発表する。
一緒に歌うことがボランティア。
始める前から少し楽しみだった。

2ヶ月程前、自分の詞を歌う機会があった。
歌うことが久しぶりで、気持ちよく、
終わった後の満足感でいつも暗めの私がいい笑顔だった。この体験が忘れられず、
今度は新しい人たちと歌いたかった。
病気があるということは、
気持ちが違うかもしれない。
そのことを心の隅において参加してみた。

※多発性硬化症
中枢神経の白質に2所以上の
脱髄病変(神経繊維を覆う髄鞘が抜け落ちてしまうこと)
引き起こす原因不明の疾病で、
厚生労働省特定疾患の一つ。麻痺やしびれなどが症状。


 
この日5.19の活動
 
曲目は、めだかの学校、
夏の思い出、Amazing Graceだ。
7月のイベントで発表することになっている。
( 詳細はこちらのinformationへ >>

先生は、声楽家の川口さん。
童謡の中のような自然を残して欲しいと願っている。
一人一人に声をかけながら、
おもしろくみんなをのせていく。
9人が横に並ぶ。4人がボランティア。
声楽家の西田さん(川口夫人)も今日は合唱団員の1人。

1曲目、それぞれのめだかのイメージをもって、
ピアノに合わせて歌う。
なかなか声が出ない。時々自分の音がはずれている。
息をできるだけ長く持たせて、1フレーズ歌う。
その最後の音にたどり着くと
声を出し切った疲れと満足感がくる。
また息を吸い込んで、次へ。
1曲を3つぐらいに分けて、ことばが流れるように、
自然に音になっていくように、繰り返す。
通して1曲練習。
こんなふうに3曲歌う。


 
体験して
 
腹筋を使う、ことばを音に重ねて出す、
表情がいきいきする、すべて歌の力。
みんなの顔が明るくて、気持ちよさそうに歌っていた。
このときは病気のことから離れ、
みんな一緒に歌を作っていると感じた。
7月が楽しみだ。



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