「お弁当」の配達で
地域の高齢者を支える
 ボランティアグループ「月木会
ボランティアにはいろんな関わり方がありますが、「月木会」は、毎週水・木・金にそれぞれが決まった時間帯で継続して活動しています。身近なところに目を向け、それを継続して活動することは、地域を支えていくために大切なことだと思います。みなさんがどんな思いで活動しているのか、お忙しい中取材ができた方の声を紹介します。
活動の1つ1つがふれあいであり、ドラマ。 事務局の溝口弘子さん(60代 主婦)
お弁当の配達といってもそれだけでなく「見守り」の役割も大きいです。以前配達先の方がお弁当を届けても家にいらっしゃらず、電話も通じず、あちこち当たったりもしましたが、2日間全く手がかりがなく、その上どこへ連絡したらいいのか分かりませんでした。そこで、社協の人や警察の人、大家さんと一緒に立ち会ってかぎをあけてもらうと、その方は亡くなっていたという、大変ショックなできごとがありました。それからは、留守時の緊急連絡先を聞くようにしました。
私自身、お弁当を待っていてくれる人がいるから、がんばれるのではと思います。ボランティアしてもらっていると思うこともあります。また、活動の1つ1つがふれあいであり、ドラマだと思っています。
好きな料理で、人に役にたつ活動をしたい。 調理担当の加藤さん(30代 アルバイト)
『ボラみみ』の1月号を女性会館で見て応募しました。以前から視覚障害者を支援する活動、調理、老人介護などいくつかのボランティアをしてきました。もともと料理が好きなので、こちらの団体のボランティア情報を見て始めようと思いました。1月から、週1回、1時〜4時の間に来ていて、その間調理や、その補助をしています。時間があるときにボランティアをしてみようと思ったのは、人の役に立ちたいと思ったから。最初は、多少不安もありましたが、やってみないとわからないですし、1回来てみて自分にもできると思い、今も続けて活動しています。
活動の中に感激があり、様々な出会いがある。 食器洗い担当の方(60代 主婦)
65歳から福祉のサービスを受けようと相談に行ったら、逆に「あなたがお手伝いしたら?」と言われてしまい、本当に福祉のお世話になる前にやれることをやろうと思い、始めてみました。やってみたら楽しいし、何か役に立つことができれば、と思っています。何もしていなかったら何の感動もないけれど、活動をしていればその中に感激があり、いろんな人に出会うことができる。これが私が活動する喜びとなっています。
普通にしていることが喜ばれ、またはげまされる。 配達担当の吉留さん(60代 主婦)
阪神大震災があったのがボランティアを始めたきっかけです。それまでは、ボランティアをしたことがなかったのですが、この配食活動は近いし、仲間も多いので始めました。活動していると、普通にしていることなのにとても喜ばれ、またボランティアに行って逆にはげまされます。
人を助けるようで助けられ、勉強にもなっている。 配達担当のA・Mさん(80才 主婦)
2年ほど前に、知人に紹介されて始めました。料理は手際の良さも必要だが、配達なら足さえあればできると思って選びました。自分よりも若いのに足が弱い方などもいて気の毒に思いますが、そんな人にもお弁当を届けた時に喜ばれてうれしい。体調がよくない人でもがんばっているメンバーもいて、「自分も家にいてはいけない。」と思います。また、ボランティアは人を助けるようで、助けられている面もあり、ボランティアをしていると、勉強になっています。

団 体 情 報 ボランティアグループ月木会 
TEL/FAX:052-781-3095 E-mail: hirokomz@mb.infoweb.ne.jp
『ボラみみ』2004年2月号掲載。今回『ボラみみ』を見て4名が参加。
今回のレポーター  事務局 土井香菜子  事務局として働く有給スタッフ。

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