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定年退職後の人がボランティア活動をするのが決して珍しくないのが、オーストラリアのひとつの魅力です。高齢者が社会に貢献できる環境が整っているだけでなく、それを支える社会の体制もしっかりしています。 |
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もうひとつの違いは、国家レベルのボランティア体制。日本に比べてとても組織化されていると言えます。先日、シドニーのあるNSW(ニュー・サウス・ウェールズ)州の中心的なボランティア組織、“Volunteer
Centre Of NSW”を訪ね、ボランティア活動を始めたい人を対象に毎週行われる無料セッション(講座のようなもの)に参加してみました。ボランティア活動を始めたい人と、ボランティアを探している組織とのネットワークができているだけでなく、よりよい「ボランティア」を育成するための訓練も充実していました。 |
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オーストラリアは、民間のレベルでも国家のレベルでも、「ボランティア」というものがとても重要視されていて、「ボランティア先進国」と呼べるにふさわしい社会だと思います。しかし、オーストラリア人と比べて日本人のボランティア意識が低いわけでは決してありません。日本とオーストラリアの違いは、人々の「意欲」の違いではなく、単なる「制度」の違いなのです。日本がさらに、私たちの心の中にある「思いやりの心」をどんどん活かせる社会になるといいですね。 |
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