HOMEバックナンバー賢者のひとりごと

ボラみみ賢者のひとりごと

人生経験を重ねた人の言葉には、重みがある。
・・・ボラみみより情報局、年長四人の賢者、リレーエッセイ




第四回(完) 言うは難し、行うはなお難し

●書に親しみ書に明け暮れて学んだことは「書を捨て街に出よう」でした。街に出て求めたものは1冊の書でした。

●イチローの収入は私の数十倍、百歩譲ってイチローが私より5倍努力したとしてもあとは運と才能の差か。努力より運の方が数倍も見返しがある。運をつかむことに費やす努力。淋しいねえ。

●いままで六十二年の中で一番安かった買い物は1枚のレコード盤。当時千二百円のそれを数十年にわたって何百回聴き活力と反省を与えてくれたことやら。

●「がんばれ、がんばれ」と言われて走ってきました。その結果「がんばらなくてもいいんだよ」の一言の大切さがあるのを知りました。

●テレビは私たちの感情までチャンネル化する。カチッと笑いカチッと悲しみカチッと忘れて寝てしまう。それが現代風健康法なのでしょう。もんもんとしている私は病んでいる。

●唄の文句じゃないけれど六畳ひとまの新婚時代 よく強がりをいっていた。「俺たちの町なんか世界地図にのってやしない。ましてや二人の愛の巣など。隣のでっかい家だって」

●歳を重ねるごとに身の回り品を処分してきました。おかげで部屋もすっきり整理。ただ見栄と戦争の傷あとは処分できずに困っています。

●「大気汚染」という言葉を言ったり書いたりするごとに百円ずつ取っていたら汚染をなくすだけの金が集まるだろう。

まさに言うは易し。が私には行うも難し言うも難し。
(2004年2月) 



ボラみみスタッフ
三輪 秀夫
定年退職後社会貢献をと、点字サークルやパソコン講師などのボランティアにいそしむ。ボラみみではIllustratorを駆使して広告デザインを担当。校正・発送作業なども快くやっていただいてます。



[ 戻る ]