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◆特集◆  インターン 竹川 「ボラみ隊が行く!」 ボランティア体験レポート  

名古屋YWCA

 今回、ボラみ隊として、名古屋YWCAにてボランティア体験をしてきました。  名古屋YWCAは、名古屋市中区新栄町にある、女性が中心となって福祉・国際・女性サポートなどの様々な活動を行っている団体で、今回私はYWCA恒例の秋のバザーでのお手伝いに参加させていただきました。

● たくさんの方が一緒にバザーを楽しみました

写真 古着販売のコーナーです。

 バザーはYWCAのあるビルの玄関から始まります。玄関付近では五平餅などを販売し、2階はお弁当の販売、喫茶や韓国ランチのコーナー、リサイクル小物市、手作りケーキ・クッキーなどの販売そしてマッサージなど多岐にわたり、3階ではさくら造り帯の展示試着や、さをり織りの体験コーナー、古着の販売などが行われました。  私の担当は3階、古着販売ブース。お客さんが手に取った衣服を整えて並べ直すことや、会場内部についての案内などが主な仕事です。また、年配の方も多数いらっしゃるので、服のサイズや素材の表示を探したり、読み上げたりといったこともします。 バザー開始の10時頃こそ訪れるお客さんは数人でしたが、それも数分のこと。あっと言う間にお客さんは増えていき、お昼前にはピーク。お子さんを連れた主婦の方や、夫婦で仲良くいらっしゃった外国人の方など、本当にたくさんの方がいらっしゃいました。置いてある服を綺麗に整えようとしますが、お客さんの出入りが激しくて間に合いません。 それでもなんとかピークを乗り越えて、落ち着いてきたところでお昼の休憩。2階の食堂でお昼をいただき、その休憩時間を利用して小物市などを見てまわりました。そして自分の担当に戻って後半の開始です。午前中と同じようにお客さんに案内をしたり、お昼休憩の交代で別のブースに入ったり。とにかく忙しく動き回りました。 午後4時になったところでバザーは終了。今度は後片付けです。普段は英会話などの教室として利用している部屋で販売を行っているので、元の姿に戻す作業をします。  当初、私の活動時間の予定は10時から5時までだったのですが、スタッフの方と談笑しながらの片づけ作業が楽しかったのか、片付け終わりふと気付くと、時計の針は6時過ぎを差していました。本当にあっと言う間でしたが、充実した時間を過ごせたように思います。

● 今回の活動を通して

写真 ケーキなどの販売も行われました。

 私は今までボランティア活動というものを本格的にしたことがありませんでした。接客業の経験すらほとんどなく、おまけに少し人見知りの気があります。そのためやはりバザーの会場に行くまでは、どんな雰囲気なのか、私はしっかり働くことができるのだろうかといった思いもあって、少し緊張していました。 しかし、そんな緊張はすぐに吹き飛んでしまいました。お客さんが沢山いらっしゃったので緊張しているどころではなかったというのもありますが、しかし、何よりスタッフの方々や他のボランティアの方々が笑顔で迎えて下さり、訪れるお客さんを含め、バザー全体がとてもアットホームな雰囲気だったことが大きいと思います。 名古屋YWCAは女性が中心となり活動・運営している団体であり、バザー当日もスタッフのほとんどが女性の方でした。たった1日という短い時間ではありましたが、バザーのお手伝いを通して、その力の大きさを感じることができました。

■団体紹介 【名古屋YWCA】
名古屋市中区新栄町2−3 TEL:052-961-7707  FAX:052-961-7719
E-Mail:office@nagoya-ywca.or.jp
URL:http://www.nagoya-ywca.or.jp
イエス・キリストの生き方に学びつつ、すべての人々と共に生きる社会を目指し、福祉、国際、女性サポート、語学教室など、様々な分野で活動を行っている組織。女性が中心となって活動・運営している。

■体験・文 【ボラみ隊 竹川】
 現場体験型研修として、ボラみみより情報局でインターンをした県職員。普段は建設工事に関する経理の仕事をしています。