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◆ 特集 ◆

「ボラみ隊が行く!」 ボラ体験レポート編-1
インターン:日比野 啓一

元気い〜っぱいの子供たち

のいちご共同保育所

保育所での新たな出会い

今回ボランティア体験をさせていただいた「のいちご共同保育所」(以下、保育所)は、江南市の民家に囲まれた中にあります。この施設に行きたいと思ったのは、私自身が子ども好きであり、ぜひ子どもたちと接する機会が欲しいと思ったからです。
体験当日は私を含め大人5人に対し、0歳〜4歳の乳幼児が9人いました。新入園の0歳児2人には大人2人がつきっきりで面倒を見ていました。私は主に2〜4歳児と一日を過ごすことになりました。ボランティア経験がない私は、初め不安な気持ちでいっぱいでしたが、保育所で子どもたちとどう接すればいいのかと迷っていると、すぐに子どもたちの方から手をつないできて、「兄ちゃん、遊ぼう!」と声をかけてきてくれました。そのおかげで、すぐに子どもたちと打ち解けることができ、それ以降は、遊んで、遊んで、遊びまくりました。縄跳び、鬼ごっこ、肩車、砂場でダム作りなどをし、子どもたちと楽しく接することができました。

「兄ちゃん、遊ぼう!」-- 遊んで、遊んで、遊びまくりました。縄跳び、鬼ごっこ、肩車、砂場でダム作り。日没まで遊び続けました。

元気に縄跳び!

昼はゆっくりお昼寝の時間で、1時間ほど休みをとります。
目覚めた後は、また子どもたちとの遊びが再スタート。元気な子どもたちと日没まで遊び続けました。

ゆっくりお昼寝の時間

みんなで仲良くお昼寝中


成長するための学習の場

保育所では、子どもたちが学び、成長するための機会がたくさんありました。例えば、公園に行く途中で見つけた自然の植物です。きんかんの実に興味を示し、みんなで寄り添って物珍しそうに見ていたり、ススキや松などを手にとったりして学習していました。またけんかも学習の機会です。子どもたち同士がけんかをしたときは、子どもたちが自分たちで解決することを大切にしていました。私も今回の体験から多くのことを学びました。

「特に印象に残っているのが、公園で食べた給食の時のことです。 野菜を食べられる子と食べられない子が両極端に分かれていたので、そのことについて園長に尋ねると、こんなことを教えてもらいました。」
   
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「今すぐに野菜を食べられなくてもいい。
そのうち食べられるようになる。旬の野菜は甘くておいしいから、それを子どもたちに提供してあげ、やがて食べられるようになるのを見守ってあげることが必要です。肉や魚だけでなく、旬の野菜を食べることにより子どもたちは成長していく」。

きんかんの実発見!!

きんかんの実発見!!

公園に行く途中で見つけた自然の植物に興味を示し、
みんなで寄り添って物珍しそうに見る。

保育所は、多くのことを学ぶことのできる場所なんだと感じました。
一日のボランティア体験を終え、子どもたちと別れる時が来ました。子どもたちに「また来てね!」と言われた時は、とても嬉しく思いました。是非時間を作り、子どもたちに会いに行きたいです。

団体紹介

のいちご共同保育所 担当:石川 

江南市高屋町本郷60 (2010年移転)
TEL/FAX:0587-56-6669(8:00〜17:00)
URL:http://www.geocities.jp/noichigokyodou/noichigo.html
「何でも食べられる子・心地よく眠れる子・友達と遊ぶことが楽しめる子」を育てる保育所です。
子ども好きのボランティアを募集しています。

※ 2011年6月より、NPO法人のいちご のいちごこども園
※ この記事は現在地に移転する前に書かれたものです。

体験・文

ボラみ隊 日比野 啓一
現場体験型研修でインターンに来ている県職員です。
主に環境保全関係の事務をやっています。

カルタを見るには、ここをクリックしてね。     体験談2を見るには、ここをクリックしてね。

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